ブリッジは嫌だ

歯が折れた方に対する
インプラント治療

歯が折れた様子

こちらの患者様は歯が折れてしまい、歯としての機能が失われてしまったため、抜歯するしか手段がありませんでした。
その際、患者様のご希望しては「ブリッジではなくインプラント治療を受けたい」とのことでしたので、本治療ではインプラントを選択しました。

ブリッジのデメリット

ブリッジ

ブリッジとは歯がない部分の両隣にある歯を削って、人工歯を被せる治療法です。

ブリッジ何の問題もない健康な歯を削らないといけないため、両隣にある歯はある意味「生け贄にされた」といえます。

しかし、問題がありました

患者様はインプラント治療をご希望でしたが、骨が薄いためこのままではインプラントはできない状態でした。
というのも、顎の骨密度が十分にないとインプラントの固定が難しく、治療に適していないのです。

そこで、骨を増やすため骨造成を行いました。

本治療の流れ

  1. 診査・診断まずは精密に患者様のお口の中を検査し、現在の状態をチェックします。ここで骨が薄いことがわかりました。
  2. 折れた歯の抜歯折れてしまった歯は、歯としての機能がなくなってしまったため抜歯します。
  3. インプラント埋入と骨造成抜歯後、骨が足りない部分に対して骨造成術(GBR)を行い、骨を増やすのと同時にインプラント手術を行いました。
  4. 歯肉の縫合インプラント体の埋入まで終わると、歯茎を縫合し骨が再生するまで待ちます。
  5. 最終被せ物6ヶ月経過後、骨が十分成熟したので、上部構造(インプラントの被せ物)を装着しました。
    これで治療は終了です。
  6. メンテナンスインプラント治療後はインプラント周囲炎というリスクがありますので、定期的に当院に通っていただきメンテナンスを受けてもらいます。

実際の治療の様子

治療の写真

こちらの写真は、左から手術前・手術後・上部構造の装着後になります。
上部構造まで入るとインプラントの治療後がいかに綺麗に仕上がるか分かります。

骨造成術(GBR)の様子

治療前

1.骨が吸収している箇所(治療前)

治療後

2.骨が再生した箇所(治療後)

骨が足りないため、このままインプラントを埋入すると骨からインプラント体の側面が露出してしまいます(写真1)。そのため、骨の成熟を促す材料(骨補填材)を用いて骨造成術を行いました。

6ヶ月経過後、骨の再生が確認できたため、上部構造を被せて治療終了です。

本治療のまとめ

主訴

歯が折れてしまった。歯を削るブリッジはしたくないので、インプラントにしたい。

治療内容

折れた歯の抜歯後、骨が足りない部分に対して骨造成術(GBR)を行い骨を増やすのと同時にインプラント手術を行ないました。
6ヶ月間、骨の成熟を待ってから上部構造(インプラントの被せ物)を装着しました。

年齢・性別60歳・男性
治療内容インプラント1本+骨造成術
治療期間6ヶ月
費用420,000円+税
リスクメンテナンスを怠るとインプラント周囲炎になる可能性がある

医院基本情報

OSHIAGE SORAIRO DENTAL CLINIC 押上そらいろ歯科

押上で最新の高度医療を提供する歯医者押上そらいろ歯科

〒131-0045 東京都墨田区押上2丁目10-8
ライフコア押上103号

03-5809-7047

診療時間
9:00-13:00 / /
14:00-18:00 / /
押上駅より
徒歩1分
押上駅より徒歩1分押上駅より徒歩1分
  • 押上駅A3出口より徒歩1分(京成成田スカイアクセス/半蔵門線/押上線/
    東武スカイツリーライン/浅草線)
  • とうきょうスカイツリー駅より徒歩5分(りょうもう線/東武スカイツリーライン/
    東武日光・きぬがわ線)